ここでは注意点を挙げます。
◎本の選び方
必ず例文とCDがついているものを買いましょう。お勧めはこれです。
◎勉強の仕方
一日最低50個、できれば100個、慣れたら200個-300個勉強しましょう。無理に覚えなくてかまいません、例文とともに理解して次へ行けばよいのです。その単語に10回出会うころにはすでに覚えているでしょう。必ずCDで発音を確認し自分で発音してみます。例文も発音するとよいでしょう。 そして完全に覚えた単語にはチェックを入れて次回から飛ばしましょう。 1万語程度覚えるためには毎日目に触れる単語数をできるだけ増やすことが大切です。
◎記憶のメカニズム
これは私の勝手な持論ですが人間の頭は栓の抜けた風呂桶のようになっています。水を入れ続けても出て行く量より少なければ水はたまっていきません。出て行 く量よりもたくさん入れ続ければいつかあふれます。そう、量をこなすことが大切なのです。時々1日10個などという人がいますが、これを一年続けても 3650個、最初に勉強した単語なんて絶対に覚えていません。だったら1日200個です。これを1年続ければ72000個、覚えるべき単語が5000個で あれば1単語につき14.4回勉強する計算になります。これだけ勉強すればずいぶん思い出せる単語も増えるでしょう。繰り返しますが勉強した単語を忘れる ことを気にしてはいけません。理解を繰り返せば頭に自然と残っていきます。
◎例文至上主義
必ず例文を読みましょう。口に出して読みましょう。英単語と日本語を対で覚えてはいけません。なぜかというと言語によって一つ一つの単語のカバーする範囲が違うからです。
例をひとつ
遊ぶー>play と覚えるのは実はとても危険です。
遊ぶの用例
○○君と遊ぶ
積み木をして遊ぶ
仕事をサボって遊ぶ
遊びほうける
playの用例
play the piano (ピアノを弾く)
play soccer (サッカーをする)
play dead (死んだふりをする)
play the part of Elisabeth (エリザベスの役を演じる)
playに対応する日本語がぜんぜん違うのがお分かりでしょうか?
ちなみに「○○君と遊ぶ」をそのままplayを使って英語にすると下品なことを想像されるのでやめたほうがいいです。
このようなことを避けるためには最初から例文で学習することです。
◎発音
英単語の発音はつづりと発音が一致しないことが多く、とても難しいものです。 発音しない音(サイレント)やつづりからは理解しがたい発音になっているも のがあります。一応それにもルールがあります。英語圏の小学校ではこれを国語で教わります。しかしこれはずいぶん複雑なので私はCDで何度も聞いて慣れる ほうが現実的かと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿